2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

太陽の塔/森見登美彦 ★★★☆☆

京都のダメダメ学生っぷりを粋でまどろっこしい文体で綴る自伝?的作品。 「夜は短し〜」より文章がまどろっこしいけど文章自体はこっちの方が面白い。 恥ずかしながら自意識過剰っぷりには共感できます。

ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎 ★★☆☆☆

首相殺害の疑惑をかけられた主人公の逃走劇。2次青春モノ。 時折ツボにはまる言葉は合って面白いのだけれど、さすがに伊坂幸太郎は読みすぎて しまっていて、いささか食傷気味。個人的には「恋人は、昔は毎日連絡を取り合っていても、 別れてしまったら赤の…