古川日出男

ベルカ、吠えないのか?/古川日出男 ★★☆☆☆

圧倒的。だが、僕には細かすぎるかなあ。

サウンドトラック/古川日出男 ★★★☆☆

少し未来の東京を舞台にした現代小説。 世界設定というかロジックが相変わらず狂っててすごい。「ラブ問題集?」には笑った。

ロックンロール七部作/古川日出男 ★★★☆☆

ロックンロールを題材にした短編7本。相変わらずカラっとした表現(特に曲名、 「あなたの心臓むしゃむしゃむしゃ」「涼しい土地に行きたいブルース」等)が面白い。 3部と4部が特によかった。

アラビアの夜の種族/古川日出男 ★★★★☆

アラビアを舞台にした壮大なファンタジー。剣とか魔法とかが飛び交ってやたら スケールがでかい。 翻訳ものだけれど古川さん特有の固いユーモアみたいなところも散見され、よかった。長い。 ↑翻訳ものだと思ったら後書きとかも含めて「翻訳ものを装った」創…

ベルカ、吠えないのか?/古川日出男 ★★★☆☆

初めて読む古川日出男作品。 やたら話題になっているので、どんなミーハーな作品かと思ったら 結構コアな印象を受ける作品だった。 これが売れるなんて日本人も捨てたもんじゃない。そりゃサンボマスターも売れる。