震度0/横山秀夫 ★★★★☆

舞台は地方の警察署。神戸の震災と同時期に発生した警務部長の失踪劇を軸に
ストーリーが展開する。
警察という巨大組織、利権、またそれに絡む人間模様が克明に描かれており
グイグイ読ませる。横山秀夫という作家は本当に「組織の描写」に優れている。